ロードバイク・コラム『女性にもおすすめのロードバイクの選び方』
『女性にもおすすめのロードバイクの選び方』
颯爽と走る姿がかっこいいロードバイクは、最近女性の間でも人気のスポーツで女性のロードバイク乗りの方も増えています。
ロードバイクに乗ると体も心もリフレッシュでき、おまけにロードバイクで走ることは有酸素運動ですので、バイク走行を楽しみながら効率良くダイエットにつながるのも女性に人気がでてきた特徴であるかもしれません。
まだロードバイクを始めえてない方でも、走ることでストレスを発散出来てダイエットにも効果があるとなれば、すぐにでも始めてみたくなるスポーツではないでしょうか。
今回は、女性がロードバイクを始めるにあたってのロードバイクの選び方などをご紹介していきます。
■初めてのロードバイク、自分体に合ったロードバイクの選び方
ロードバイクを選ぶ際、何よりも重要なのは「サイズ」です。
なぜなら、自身の体のサイズにマッチしていないと走りにくいだけでなく、腰や足を痛める原因にもつながる可能性があるからです。
ロードバイクの海外のブランドのほとんどは、アメリカやヨーロッパの男性の体のサイズを基準として、フレーム製作しているため大きめになっていることから小柄な女性の方ですと乗れないこともあります。
また、同じサイズでも対応する身長がメーカーによって違うことも多く、フレームの形によってもサイズが合わない場合もありますので、必ず試乗して選んでいきましょう。
◇女性専用ロードバイクとは?
メーカーによっては、女性専用モデルというロードバイクも販売しています。
女性専用は、一般のフレームよりもトップチューブ(フレーム上辺のパイプ)が下がっていて、サドルを楽にまたげるようなフレームになっています。
その他にも、女性の肩幅に合わせてハンドル幅が通常より狭くなっていたり、下ハンドルが握りやすいようにコンパクトなサイズになっていたりもしています。
また、サドルも座りやすいように坐骨幅が広めのタイプや、クッション性の高いものがセットされている場合があります。
つまり、女性専用ロードバイクは、長時間乗っても体が楽なバイクのセッティングになっていると言うことなのです。
その他にも、ロードバイクにはレース用や長距離用、ヒルクライム用と様々な用途に合わせ設計されているバイクもありますので、ご自分がロードバイクでどのような走り方をしたいのかを想定して、バイク選びをすることをおすすめします。
■ロードバイクの予算目安と選び方
ロードバイクは大きく分けて、各パーツがセットされている「完成車」とフレームとフロントフォークがセットされている「フレームセット」という他のパーツを組み合わせていくカスタム方式の2種類があります。
フレームセットですと、パーツを組み合わせていくため完成車より費用が多少かさみます。
ロードバイクの価格帯は幅広くなっていますが、ロードレースに出場できるクラスですと完成車でも20万円くらいのモデルがスタートラインとなります。
街中のポタリングや、たまに長距離のライディングに出かける程度でしたら、8万円~10万円のクラスのモデルがおすすめです。
このクラスですと、各パーツも初心者が扱いやすいように組み上げられていますし、グレードアップするコンポーネントも揃っているタイプですので、コストパフォーマンスも良いと思われます。
■ロードバイクと一緒に選びたいサイクルウエア
カラフルなカラーリングのロードバイクに併せて、ウエアを可愛くておしゃれなものにすると、ロードバイク走行中もテンションが上がります。
ロードバイクに乗るからといって、必ずしもレーサーパンツとサイクリングウエアを着なければいけないと言うことはありません。
レース用のウエアが最も機能的ではありますが、あくまでロードバイクのウエアですので、カジュアルな服装とは言い難いです。
そのため、アウトドアウエアのようなカジュアル感のある服装を選ぶのもいいと思います。
ただし、気を付けたいのはサドルの色がパンツに付くことや、サドルに触れる布地の部分がこすれて擦り切れることもありますので、白いパンツや薄手の生地のパンツでロードバイクに乗るのは避けておきましょう。
基本的にウエアは、通気性に優れている素材ですとサイクリング中の汗を素早く吸収し乾きも早いため、常に触りよく着用出来ますので走行中も快適に過ごすことができます。
そしてウエア素材がUVカット加工も施されていると、走行中に紫外線を受けても体の日焼けを軽減できることが可能です。
また、サイクル専用ジャージですとウエアに反射材が付いているものもあり、夜間走行時の安全に役立ってくれます。
■まとめ
女性がロードバイクを選ぶ際の基本的なポイントは、男性とは体格的な部分が異なるので、サイズについてしっかりと把握しておくことです。
また、初めてロードバイクに乗る人は、ハンドルを持った時の前傾姿勢が慣れるまでは体に負担をかけることもありますので、購入時に試乗してサドルの位置を少し落とし、前傾姿勢を緩くしたセッティングにしてもらうといいでしょう。
まずは、各メーカー女性向けのモデルを取り扱っていますので、ロードバイクでどのように楽しみたいかをショップスタフに伝え、いろいろと相談に乗ってもらうようにして、お気に入りの1台を見つけていきましょう。